一般社団法人日本ホームステージング協会が主催している、ホームステージャー講座は、ホームステージャーとしての資格を取得するためのものです。ホームステージャー2級と1級を取得するための、講座が設けられています。
ホームステージャー講座の概要と仕事内容について
自分が今住んでいる家の資産価値を高めていくために、どんな演出が出来るのかをプランニングし、実践していくのがホームステージャーです。
ホームステージャーの基礎を学ぶことが出来るのが、ホームステージャー2級認定講座です。
2級認定講座では、片付けや掃除の基本を学んだり、ホームステージングの基本や遺品の整理などについても学んだりしていきます。資格認定試験に向けての対策も、しっかりとすることが出来ます。
ホームステージャー2級認定講座は、1日のカリキュラムで、10時から17時の間で行われます。受験資格は特にないので、誰でも気軽に取得できる資格です。
2級を取得すると、ホームステージャー1級の取得を目指すことが出来るようになります。
ホームステージャー1級認定講座では、インテリアの演出の仕方や美しく見えるインテリア写真の撮り方などを学習していきます。いらなくなった家財の整理の仕方や、引っ越しや購入の際の家具の出し入れについてなど具体的な事例を基に、よりレベルの上がったホームステージングについて学ぶことが出来ます。
講座は二日間の日程で、毎日10時から17時まで行われます。受験資格は、既にホームステージャー2級を取得していることです。
ホームステージャーの資格を取ると、どのような仕事を行えるのでしょうか。
主に、不動産業界をメインとした仕事になります。ハウスメーカーやインテリア関係の企業、さらには物流業界で仕事をすることも出来ます。
認知度が高まりつつある資格なので、既に不動産業界で働いている場合は、この資格がきっかけとなって新たな仕事の機会が生まれることがあります。住み替えをしたり、物件の価値を上げたいと思ったりしているお客さんのサポートを、的確に行っていくことが出来るでしょう。
新築物件より中古物件の数が増え、中古物件を購入する方も多いので、ホームステージャーの資格は今後の仕事に役立っていくと言えます。
ホームステージャーになると、物件の購入を考えている人に、収納について具体的な提案が出来るようになります。さらに、自分の家を高く売りたいと考えている人にも、どのようにしたら部屋が美しく見えて、キレイに写真が撮れるのかなどのアドバイスが出来るようになるのです。
不動産業界の仕事をしているなら、この資格を通してスキルアップをすることが可能です。
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