遊んで散らかす一方で片付けができないお子さんをお持ちでは困ってしまうことでしょう。ですが、お子さんだってパパママを困らせようと片付けをしないわけではありません。両親のしつけ術さえしっかりしていれば、どんなお子さんだって片付け上手になれるんです。
片付けができない子どものしつけについて
片付けができないお子さんのしつけ術の基本は、遊びと片付けをワンセットとお子さんに理解させることです。ご飯を食べたら歯を磨くことをワンセットと覚えさせるのと同じです。
お子さんの物心がついて一人で遊ぶようになって、いきなり一人で片付けまで強要させるのは無理があります。最初はパパママが一緒になって片付けをして、遊びと片付けはワンセットが当たり前なのだと覚えさせましょう。
この当たり前のことであると覚えさせることが重要です。これさえ最初に覚えさせることができれば、いくつになっても片付けがしっかりできるお子さんでいてくれます。
遊びと片付けのワンセットを覚えさせられずに育ってしまったら、一苦労はしてしまうかもしれません。けれども、ゲーム感覚を上手く利用すれば片付けられるお子さんに矯正することはできます。
制限時間を指定して、時間内に片付けができたらおだちんやおやつをご褒美にとお子さんに指示すれば、きっと楽しくて、ご褒美目当てにがんばることでしょう。ペットへのしつけと同じようなものです。最初はご褒美が目当てでも、しばらく続けていると二つの事柄がワンセットで当たり前と認識していくことができます。
甘やかしはいけません。ゲームですから、クリアできなかったらご褒美はなしです。甘やかしてしまうと、どっちにしろご褒美がもらえるのだと勘違いしてしまいます。
ちゃんと片付けができたら、褒めてあげることも大切です。お子さんの教育方法はいくつもありますが、褒めて伸ばすのが基本です。
褒められて嬉しくない人はいないでしょう。もっと褒められようとがんばる力にもなりますし、先に述べたゲーム感覚を加えれば達成感とご褒美の嬉しさもあります。片付けが楽しいことだと思い込めるようになれば、もうしつけに困ることはありません。
駄目なしつけ術だけは絶対に避けましょう。
ついやってしまいがちなのが、片付けられないとガミガミ叱ったり、やりなさいと激しく強要することです。そんな強い行動を受け止められないデリケートなお子さんはたくさんいます。その場合、片付けられるようにもなりませんし、親子関係も悪くなります。散らかしたり片付けられない自分が悪いのだと落ち込んで、トラウマさえ抱えさせかねません。
ときには甘えを許さないことも大切です。けれども、子どもが臆病になってしまうほどの激しいしつけは逆効果です。
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